リトルリーグ野球の指導方針


CHRACTER  品性
LOYALTY  誠実
COURAGE  勇気


リトルリーグの野球活動は世界各地とも、米国リトルリーグ野球国際本部の規則と方針に則って、指導・運営されねばなりません。日本もその例外ではありません。

リトルリーグ野球の目標


1.野球を通じて勝利への闘争心、積極性、チームプレーの価値、そして適切な指導の下に頑健な肉体の鍛錬、及び子供仲間同志の健康的で社交的な交友をはぐくむことの大切さを教えること。

2.良きスポーツマンとは正直で、勇気あり、忠誠心に富み、権威を尊重する精神の持ち主で、これはやがて善良で、健康で、礼儀正しく、信頼性にとむ大人に成長させることを目的としている。

以上の考え方で少年少女達の間に野球を普及させること。

従って、すべてのリトル・リーグの理事の方、役員の方、監督、コーチ、及び会員の方は高度な野球技術の達成とか、試合に勝つことはあくまで第二義的なものであり、将来の立派な指導性を持つ市民の育成こそが第一義であること。

リトルリーグはプロ野球選手の卵を育てるところではなく、子供の健全なる生活指導の一環としての非営利的な社会教育組織であり、個人の利益や宣伝に利用してはならず、政治的に偏ってはなりません。

リトルリーグ国際本部のサイト(英語)


日本リトルリーグの歴史


日本でリトルリーグの活動が始まったのは、1955年頃です。東京の近郊で、わずか5〜6リーグの規模でした。
 
1964年 は、アジアではじめてのオリンピック大会が東京で開催された記念すべき年ですが、この年は、アメリカでリトルリーグが誕生してから25周年にあたるため、 本部からの呼びかけもあって、日本リトルリーグ野球協会(現在は全日本リトル野球協会リトルリーグ委員会)が発足しました。

1970年 になると、それまでリトルリーグをバックアップしてきた三井物産に加えてフジ・サンケイグループが応援をすることになり、全国的な組織として年々拡大して 行きました。2006年から明治製菓(株)が新しく特別協賛会社として応援の輪に加わり、全日本選手権大会と全国選抜大会の二つの全国大会は ザバスカップ大会として開催されています。

毎年、7月に開催される全日本選手権大会の優勝リーグが、日本代表としてペンシルベニア州ウイリアムスポートのワールドシリーズに参加することができるのです。

日本は‘62年から参加。‘67年の西東京リーグ、‘68年の和歌山リーグ、‘76年の調布リーグ、‘99年の枚方リーグ、2001年の東京北砂リーグ、2010年の江戸川南リーグと、7度、世界一になっています。 2011年の世界大会では東海連盟所属の浜松南リーグが準優勝しています。

リトルリーグ委員会公式ページ